子どもって大人が考えつかないようなことしたりしますよね。
テレビで子供の事故のニュースが流れると、胸が痛くって思わず目を背けたくなります。
ただ、私はCAだったからか会社の教育は、「ヒヤリハットから学ぶ」スタイルでした。2度と同じことを繰り返さないように失敗から学ぶのです。
なので子どもが出来てからは積極的にニュースを見て、自分なりに安全確保してきたつもりでした。
が!
100%危険を回避するなんてムリでした。。
あまり思い出したくないけれど、ここで共有することで、どこかの子供の命を救うことに繋がるならと思い、我が子の『ヒヤリハット』と『その後やめさせた効果的な叱り方』をお伝えしたいと思います。
道路への飛び出し
長男も次男もやりました。
長男(6歳)の場合、飼い犬の散歩の時に走っていて転けてリードを離してしまい、犬を追いかけて道路を飛び出してしまいました。
日頃から、「ボールが道路に飛び出ても追いかけたらだめ」と言い聞かせていたので、これには母子共にショックを受けました。以来、リードはしっかりズボンのベルトループに固定するようにしました。
次男(3才)の場合は完全に周りを見ていない飛び出しでした。公園の前の私道だったので私も油断していましたが、帰り際に荷物をベンチから取り上げる一瞬のできごとでした。
幸い、そのときは幼稚園帰りの子どもが多くいたので車も徐行していて止まってくれましたが、ゾッとしました。
小さい頃は、兄弟ともこれを使っていました。旅行先のスイスでは若者に「wow!!Dinosaur!」とキャイキャイ言われました🤣
ベランダよじ登り事件
ベランダからの転落事故はよくあるので、わが家のベランダには台になりえる物は何も置いていません。そして子供たちがベランダで遊ぶときはカーテンも全開にして室内から見るようにしていました。
な・の・に
書類を書こうかなと下を向いた隙に、3才前の次男がベランダの手すりに手をかけて登っていたのです。手すりの高さは115cm、次男の身長は90cmくらいでした。
思えば、高さ100cmの洗濯機にもよじ登って中に入っていたり、1歳の頃に大人が背伸びするくらいの高さの棚からハサミを取って自分の前髪切ってたりと、クライミングが上手な次男。
一緒に遊んでいた長男が叫んで教えてくれたときにはもう胸の辺りが外に出ていました。今思い返してもゾッとします…。
それからは、①基本的にベランダに出さない➁トイレに行くとき等、子どもから目を離すときはベランダの窓を閉めてカギをかける。➂ロック解除の仕方は教えないことを徹底しました。
寝室の出窓には、こういったものを付けています。
長い滑り台の上に池があった
次男を妊娠中、臨月で「2人でいられるのもあと少し」と長男(当時2歳半)をこどもの国に連れていきました。
園内には坂を利用したローラーの滑り台があります。
何度も何度も一緒に往復しているうちにお腹が張ってきたので、下で待っていることにしました。滑り台を降りてすぐに道路があり、汽車や車が通って危ないと思ったからです。
長男がなかなか降りてこないなと思って再度、坂を登ってみました。
自分も往復していた時は気付かなかったのですが、上がった所にアヒルボートのある池があり、長男が1人で覗き込んでいました。
もしそのまま転落していたら…
と今思ってもゾッとします。
教訓は、『無理をしないこと』です。
当時、夫も激務で休みは月1あるかないか。ワンオペにすっかり慣れていて1人で何でもできると思い込んでいました。
その後、下の子が生まれて、大人1人が子供2人しっかりと見れるわけがないので、プールや川など事故の可能性のある場所には連れて行きませんでした。
滑り台から転落・側溝で転倒
滑り台からの転落もあるある?かと思います。うちの子の場合は、上からジャンプしてきたのですが…(笑)わが子が滑り台の上にいるときはキャッチ出来るように常に下にいました😂
蓋のない側溝も、男の子って歩きたがりますよね…
次男が側溝を走っていて転けて額から血が噴き出したことあります…。
それ以来、歩きたがるときは手を繋いでいます。
おんぶしながらの調理
わが家のキッチンは突っ張り式のベビーゲートが付けられない構造なので、色々調べて「おくだけとおせんぼ」を購入したのですが、次男に一瞬で破られ。足元チョロチョロと危ないのでおんぶして料理をしていました。
脇腹に何か突きつけられた感覚がしたと思ったら、なんと赤子が包丁を持っていたのです😱
背後にある冷蔵庫から何かを取ろうと後ろを向いた瞬間に「なんこれ?」と取っていたのでしょう。油断も隙もない!
熱いフライパン触ってひっくり返していたら…と思うとゾッとします。
その後、おくだけとおせんぼに重しを置いたり置き方を工夫してなんとか乗り越えました…。一応これです⤵
でも今?こんなのあるんですね!⤴
これだと高さがあるから突破できないかも!?扉ついてて便利そう…😍
お肉が喉に詰まりかけた
当時4才の長男です。小さく切っていたつもりですが、十分じゃなかったようです。
落ち着いて、詰まったときの対処法(政府広報オンラインにとびます)をすれば大丈夫でした。
お肉はキッチンハサミで切るのが簡単です。わが家はこれを使っていますが、可愛いいし分解して洗えるので便利です!⤵
効果的だった叱り方・伝え方
上記にあげた事例の原因は、ほとんどが親である私の不注意です。
特に3才までは子どもの安全は100%保護者の責任です。
それでも、ずっと見ていることが出来ない時だってあるので、やはり徐々に本人に危ないことを理解してもらう必要があると思います。
私がやって効果的だった叱り方は…
『泣く』
です。意見が分かれそうですが…(笑)
3才の次男が、道路に飛び出してしまったときの実際の私の叱り方をご紹介します。⤵
①ガッと怒鳴る
→なにしてるの!
➁どうなっていたか、説明
→車に轢かれたらバーン(と言いながら転けないように背中を支えながら肩あたりを押す。)って当たって頭打って死んじゃうよ?ママが押すより、車なんて速いし鉄の塊なんだから痛いからね?
➂泣く
→子供はギョッとします。
もう二度と危ないことしないで…
④確認
→なんでママが怒ったかわかる?(子:とびだしたから…)
→飛び出したらどうなる?(子:ばーんてあたってしんじゃう…)
→なんで死んだらあかんの?(子:だいじなだいじな宝物だから…泣)
⑤ギュッと抱きしめて話はおしまい
いいか悪いか分かりませんが、これでだいぶ印象づけられた(思い知った)のではないでしょうか。その後、現在まで二度としませんでした。
後は、日常的に事故の話をすることです。
交通事故の話では、→車を運転するのは人。人は絶対じゃないから、歩行者側が気をつけないといけないことを伝えます。
園バスに取り残された場合→窓かドアを開けて逃げる。大声で叫ぶ。クラクションを鳴らす。
熱中症→帽子をかぶる。ご飯をしっかり食べてしっかり寝る。水分補給する。しんどくなる前に休む。マスクは外してもいい。
お餅やアーモンド、ブドウ、トマト等が喉に詰まる事故→小さく切り、座って落ち着いて食べる。
おにぎりやパンの早食いによる事故→6才の長男は幼稚園で給食を早く食べる競争をしていたみたいです。実際に「息を止めてみて?」と言って、喉が詰まるということは息ができなくて苦しくなることだということを分かってもらいました。
海や川やプールや用水路での事故。→水の中ではふざけない。物が流されても絶対に取りに行かない。増水してるときは見に行かない。
いつ何時、どういった知識が役に立つのか分からないので取りあえず詰め込んでいます(笑)
そんな心配性じゃあ子どもがのびのび育たないのでは?という心配は…
無用でした!
もちろん子供にもよると思いますが、我が子の場合は言っても言ってものびのび育っています🤣むしろ少しは緊張して。(笑)繊細な子は反応を見ながら言葉を選んで話すのがいいと思います。
以上が、わが家が体験してしまったヒヤリハットと対処法でした。
最後までお読みいただきありがとうございました😉
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